5日、東京・銀座のル・テアトル銀座で、舞台『りんご 木村秋則物語』の公開舞台稽古が行われ、主演の長野博(38)と佐藤江梨子(28)、浅野和之(56)が囲み取材に応じた。同舞台は、世界で初めてりんごの無農薬栽培に成功した青森・弘前市の農家、木村秋則(60)の物語。木村役の長野は、「雨の日でも長靴を履く機会がないので、久しぶりに履きましたね。これはこれで、ラフで汚れを気にしなくていいんで、いいですね」と農家スタイルに好印象な様子。私生活では昨年『野菜ソムリエ』の資格も取得し、「食に興味があるので、縁ですね」と適役に喜んだ。長野と夫婦役を演じる佐藤は、「昨日の通し稽古で(長野と)目を合わす場面で目を合わせてくれなかった。『なぜ』と思ったら、私のチャックが全開だったんです。優しい方だと思いました」と稽古中のハプニングも明かした。佐藤は劇中で指輪を左手薬指にはめ、「役とはいえ、嬉しいですね」と笑顔を見せた。そして、「(私生活での恋は)何もないです。収穫の前にまず実らせないと」と話した。(撮影:江口明裕)

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