19日、東京・新宿ピカデリーで映画『百夜行』の完成披露試写会が行われ、出演者の堀北真希(22)、高良健吾(23)、船越英一郎(50)、今井悠貴(12)、福本史織(10)、深川栄洋監督(34)が登壇した。堀北は「みなさん、映画を見られたということで、お顔をドキドキして見ているのですが、私自身(作品に)強い思い入れがあり、メッセージを伝えたいというのが強くありました」と挨拶した。同作は、東野圭吾(52)の同名ベストセラー小説を映画化したサスペンス。19年前に発生したある殺人事件を軸に、被害者の息子・亮司(高良)と容疑者の娘・雪穂(堀北)がたどる悲劇的な運命と、事件の真相を追う刑事・笹垣(船越)の姿を描く。なぞめいた美少女を演じた堀北は「難しい役で、どう表現するか葛藤する日々でした」と振り返った。愛する雪穂のために次々と犯罪に手を染めていく青年を熱演した高良は「いろいろと悩みながら演じましたが、完成して良かったと思います」と笑顔を見せた(撮影:柴田悟)