20日、東京・渋谷のNHKでドラマ『四十九日のレシピ』の完成披露試写会が行われ、出演者の和久井映見(40)、風吹ジュン(58)、徳永えり(22)が出席した。同ドラマは、伊吹有喜の同名小説をドラマ化。大切な人を亡くした家族が、生きることの辛さを乗り越えて再生に向かうまでの日々を温かな視点で描く。主演の和久井は「伊東(四郎)さんと親子であることが嬉しくて幸せな日々でした。伊東さんと風吹さんの回想シーンが特に印象深かったですね」とアピール。そして、不妊治療や離婚問題に悩む女性・百合子を演じたことについて、「私自身、子供を産んだ経験があって、産まれることが当たり前ではないとハッと気付いたことがあった。お芝居の中では何とも言えない気持ちにもなった。百合子が抱えているいろいろなことを1つひとつ、丁寧に伝えることが大事だと思った」と役作りへの思いを語った。(撮影:河崎文雄)