2日、都内でタレントの世界のナベアツ(41)が落語家に転身することになり、師匠となった桂三枝(67)と発表会見を行った。今年1月13日に直接、頭を下げられた三枝は「最初は芸の幅を広げたいだけかと思った」と、ナベアツのことを軽い気持ちだと思っていたらしいが、決意が固いことを知り、吉本興業の吉野伊佐男会長や弟子17人と相談し、「志あるものには門戸を開こうと入門を許した」と話した。「三枝一門にいらっしゃい」の文字に弟子17人のサインが入った色紙を持参して、ナベアツの入門許可証とした。約10年前から落語の道に入ることを考えていたというナベアツは、「コントだと衣装やセットに限界があるけど、落語には無限の可能性があるので、いろいろ挑戦できると思う」といつもとは違い、真面目に語っていた。3でアホになる持ちネタにちなみ、3つながりで三枝に弟子入りしたのかと思いきや、「それはないです」と否定したが、「本当に縁がある。一生付き合う数字になった」と感慨深そうに話した。三枝は「今までの落語を壊すような落語をしてほしい」と話し、ナベアツに期待をしているようであった。(撮影:柴田悟)

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