ジョニー・デップ(47)が、アンジェリーナ・ジョリー(35)と初共演した映画『ツーリスト』のPRで来日し、都内でフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督(37)と共に会見を行った。会見には、女優の真矢みき(47)がゲストとして出席した。映画は、イタリアのベネチアを舞台に展開する、指名手配中の金融犯罪者の恋人と、彼女の罠に掛かってしまう旅行者の物語である。普通の男・フランクを演じたことについてデップは「フランクはハイパーノーマルな男だけれど、それは狂気に近いものがあるはずだ。だから『そもそも普通の基準は何なのか?』を監督と話し合った」と振り返り、また、ジョリーの印象について「パパラッチに囲まれても冷静。僕だったら何をするか分からないよ。きっと刑務所に入っているだろうね」と笑いを交えながらはなしてくれた。私生活では一男一女の父親だが、ラブシーンについても「うちの家族には内緒にしてるよ。『この映画?僕は出てないよ』って言い張ってる」とまたもや笑わせてくれた。真矢はデップらから続編の出演交渉を受け「さすが2秒で人を圧倒できる人」と終始ジョニーにときめいていた。(撮影:鈴木鍵一)

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