宮城県気仙沼市でテレビ番組のロケ中に東日本大震災に被災したお笑いコンビ・サンドウィッチマンの二人が記者会見に臨んだ。巨大な津波に襲われながらも「スタッフの的確な指示で奇跡的に助かることができた」という。仙台出身でもある二人は「僕たちには使命がある。やれることをやりたい」と強く感じ、チャリティ活動の先頭に立つことを宣言した。義援金を募り、4月9日にはライブを開催、収益はすべて被災地に寄付する。マギー審司(37)、狩野英孝(29)ら、複数の芸人が賛同しているという。「僕らにできるのは、ライブを通して人に協力してもらうこと。集まったお金は必ず直接被災地に届けます」と誓った。また、当日訪れたテレビカメラに向けて「避難民の人を少しでも多く映してほしい。安否確認ができていない人がたくさんいるんです」と、訴えかけた。被災地へ向けては「世界中から頼りになるが寝ないで作業してくれています。孤立している人も大丈夫。だからとにかく耐えてください」とエールを送ったサンドウィッチマン。〝東北魂〟を胸に、故郷復興のためにチャリティ活動を続けていく。
(義援金の振込先/三菱東京UFJ銀行目黒支店(普通)0133179「トウホクダマシイギエンキン」)