北海道日本ハムファイターズが22日、札幌駅付近で東日本大震災の災害義援金街頭募金活動を行った。募金活動には、ダルビッシュ有投手(24)、斎藤佑樹投手(22)、田中賢介選手(29)、稲葉篤紀選手(38)らをはじめとする梨田昌孝監督(57)が参加し、5人ずつ20分ごとに募金箱の前に立ち、道行く人に募金を呼びかけると、大勢の人が義援金を出していた。募金を行う一人一人と握手をし「ありがとうございます」と感謝した。平日の昼間にもかかわらず、2時間で約2000人から約157万円が集まった。募金活動後、ダルビッシュは、北海道ローカルのテレビ番組に生出演し被災地への協力を呼びかけた。母校の東北高についても「同級生や先輩、後輩の住んでいる地域が津波で家を流されたり、家族が行方不明になったりしてすごく悲しい。東北高の後輩には、複雑な気持ちだと思うけど頑張って欲しい」と応援のメッセージを送った。また、「開幕したら、自分たちが精いっぱいのプレーで被災地の方にも、それ以外の方たちにも元気を与えたい」と自身のプレーで日本を元気を与えたいという意欲が漲っていた。(撮影:桑原靖)

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