大相撲の横綱白鵬(26)らが24日、東日本大震災の被災者を支援するため、東京都内各地で募金活動を行った。JR錦糸町駅では南口で白鵬と共に稀勢の里(24)らが、北口で魁皇(38)、琴欧洲(28)らが義援金を呼び掛け、この2カ所だけで約290万円が集まった。白鵬は写真撮影やサインの求めに笑顔で応じながら、1時間ほど街頭に立ち白鵬は「自分自身で何かしらやっていこうと思う。大勢の方々の役に立てればうれしい」と語った。「現地に行くことで(被災者の)心の傷を和らげられると思う。われわれはいつでも準備OK。まだまだ寒いから、ちゃんこ鍋を振る舞うのが一番いいんじゃないか」と、被災地入りしてどんな支援活動をするかということを考えているようである。魁皇も「まだまだできることがあれば協力したい」と意欲的であった。また、日本相撲協会が主導する動きとは別に、元横綱大鵬の納谷幸喜(70)も、大嶽部屋の力士らと東京都江東区で募金活動を行った。「東北でお世話になった方はたくさんいる。声を出すくらいしかできないが、少しでも力になれれば」と話し、募金活動を積極的に行っていた。(撮影:柴田悟)

関連カテゴリー: