タレントの新山千春(30)が3日、東京・福家書店新宿サブナード店で著書『新山千春のおしゃれ開花ノート』の記念イベントを行った。同書は『大人かわいいママ』になるためのおしゃれ本で、私服のコーディネートやメーク法などを盛り込んだ。青森出身である新山は「大変な状況もありますけど、昨日より今日、今日より明日。少しずつ、小さなことでもいいので喜びを見つけて、被災地の皆さんと一緒に頑張っていきたいなと思っています。この本で少しでも笑顔になってもらえれば」被災地へエールを送った。新山は地震発生直後、実家が一時連絡不通になったが、何とか親族の無事を確認できたことを明かした。また、4歳の一人娘の母親であり、被災地に「ママ目線で選んだ」という粉ミルクや紙おむつなどを送ったことや、「困っている人の力になりたい」と話し、津波の被害を受けた八戸市の避難所で、5月に炊き出しを行うことも発表し積極的に支援活動を行っていくそうだ。未だ連絡の取れない友人がいることも明かし、「電話もメールも通じなくて…今日のイベントも自粛しようと思いましたが、足を運んでくださる方に少しでも笑顔になってもらおうと…」と涙を浮かべて語った。(撮影:横山孝行)