13日、都内で、映画『マイ・バック・ページ』の完成披露試写会が行われた。試写会で、W主演を務めたの妻夫木聡(30)、松山ケンイチ(26)らが舞台挨拶を行った。筆家の川本三郎のジャーナリスト時代を綴ったノンフィクションで、60年代の終わりから70年代にかけての激動の時代に翻弄された若者の姿を描いた作品である。妻夫木は「妻夫木は「60年代を生きていない僕らが魂を込めました。今の時代の人だから感じられる何かを感じてほしい」と作品をPRした。作品を見て「自分の顔ではないと思った。顔色が悪い」と笑いを誘った。初共演となった松山について「9年前から知っていてもっと早く共演するかと思ったんですが、やっと共演できました。隅で体育座りしてるようなヤツだった。人見知りが激しそうだったけど、ようやくしゃべってくれるようになりました」と話すと、松山は、「今でもたまに体育座りしています…」と笑いを誘った。松山は「『普通』を演じるのは本当に難しいのですが、『普通』を演じさせたら妻夫木さんに勝てる人はいない」と妻夫木を絶賛したら、妻夫木から「話がざっくりすぎるだろ」と突っ込まれていた。(撮影:横山孝行)

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