24日、お台場フジテレビで、朗読劇「朗読Legend3『日本浪漫』」の制作発表会が行われた。発表会には演出家の壤晴彦、笠井信輔(48)、戸部洋子(30)、新人で俳優の生田斗真(26)の弟である生田竜聖(22)らフジテレビアナウンサーが登場した。同作は壤晴彦率いる演劇倶楽部『座』とフジテレビアナウンサーがコラボレーションした朗読舞台の第3弾で、さまざまな短文の中から忘れ難い言葉の数々をフジテレビアナウンサーたちが舞台で朗読するものとなっている。壤は、東日本大震災について触れ、直後被災した友人から連絡が来た時の事を話し、「まったく連絡が取れない中で連絡が来て、開口一番『壤さん、生きています?』の言葉が本当にうれしかった」と語った。取材で被災地を訪れたという戸部も「自衛隊や避難所の方にインタビューしたときは、皆さんの言葉に逆に元気づけられる、心温まる思いをしました」と話し、「今回の朗読で少しでも皆さんが、元気になったり、何か感じてくださればと思います」語った。生田は今回がアナウンサーとしての初仕事となる予定で、「来ていただいた方に、心から楽しんで聴いていただけるように、心を込めて朗読したい」と意気込みを語った。(撮影:河崎文雄)

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