23日、五輪選手らが東京都庁に石原慎太郎知事(78)を訪ね、2020年夏季五輪開催立候補を要請した。JOC加盟競技団体や日本体協など118団体とタッグを組んで都庁を訪問。レスリング・金メダリストの吉田沙保里選手(27)「20年までの間に引退しているかもしれないが、東京に開催が決まったら、復帰してオリンピックを目指したい」と話し、「引退して、子どもを産んでから復帰する人もいる。私にもできるかなと。谷(亮子)さんみたいに名前が変わっても金、ママでも金をマネしたい。もっとも子供も、いい人がいないとできませんけどね」と思いを語った。ハンドボール・宮崎大輔選手(30)は「オリンピックは日本が一つとなる大きなチャンス。東京都の立候補をよろしくお願いします」と訴えた。石原知事も招致に意欲を示していて、来年ロンドンでのメダル量産が機運を高めるとして石原知事からは「死ぬ気で戦って、とにかくメダルを持ってきてくれ!命がけで頑張れ!気合だぞ!」と厳命された。(撮影:加治屋誠)

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