29日、渋谷のNHK放送局で、女優の堀北真希(22)が来年4月からスタートするNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のヒロインに決まり、発表会見を行った。同作は昭和20年終戦直後、焼け野原と化した東京・蒲田を舞台とし、復興や昭和の奇跡の経済成長を支えていく名もなき人々に寄り添って、命を守る医師になっていくヒロイン・梅子の姿を描いていく。ヒロインに選ばれた堀北は「今までの仕事の中で一番緊張します。試練がたくさんあると思いますが、劣等感がある梅子がどんな道を進んでいくのか楽しみです。早く皆さんに『梅ちゃん先生』と呼ばれたい」と意気込みを語った。医師を演じるということで、自身の過去の体験については、「小さいころによく熱を出してお医者さんのところに行った時に、筋肉注射をされたのですが、『3秒で終わるよ』と言われたのに5秒くらいかかって、お医者さんの3秒は長いなと小さいころに思ってました」と幼少時のエピソードを語った。脚本を担当した尾崎将也(51)は堀北について「パワフルでプロ意識のしっかりした女優さん。梅ちゃんがどんな人かを作れば、堀北さんならしっかり演じてくれると思う」と期待を寄せていた。(撮影:横山孝行)

関連カテゴリー: