女優の安達祐実(29)が29日、都内で行われた米映画『水曜日のエミリア』の試写会に出席した。同作は、本年度のアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマン(30)が主演と製作総指揮を務めている。物語は主人公のエミリア(ポートマン)が不倫の末に結婚した夫と、その息子との溝に苦しみながらも、新しい家族の形を見つけだす姿を描いたものとなっている。ポートマンは安達と同じくと子役から大人の女優へというキャリアを歩んでいる。そのことに関して安達は「(ポートマンは)雲の上のような遠い存在。観客という立場で見ています。同い年…信じられませんね」と尊敬しているようであった。劇中で、子どもがいながら恋に落ちる主人公に対して「モラルとしては良くないことだと思いますけど、人を思う気持ちは理性では止められないことがあるというのは誰でもわかっていること」と理解しているそうで、自身はそういう経験があるかという事について聞かれると「私ですか?ないですよ。すごい質問しますね。」と笑顔で否定した。再婚については「今はほしいと思わないけど、ゆくゆくは…。老後にひとりは寂しいので」と心境を明かした。(撮影:小山伸正)

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