4日、都内で、帝国劇場100周年記念公演10月公演『細雪』の制作発表会が行われた。発表会には、女優の高橋惠子(56)、賀来千香子(49)、水野真紀(41)、中越典子(31)が出席した。1966年に初演され、これまで1364回の上演を記録した谷崎潤一郎原作、菊田一夫脚本の美しい四姉妹の物語で、三女・雪子役の水野は初出演となる。水野は「細雪を初めて見たのは平成2年で、いつかこういう作品に参加できたらいいなと思ったのを今でも思い出します」と語った。高橋は「今回、水野さんが初めて雪子を演じるということで、新しいメンバーになった。人が変わると4人の雰囲気も変わると思うので、前にご覧になった方にも新しい四姉妹を見てほしいし、私も楽しみにしています」と作品をPRした。この日は水野の夫である衆議院議員の後藤田正純(41)の不倫報道について質問があがったが、「もう、円満ですよ」と夫婦の不仲を否定し、雪子に共感できるところを問われると「原作を読んだら、周りから『だんなさんを手のひらで転がすようになるよね』と言われるんですが、共感できます。夫婦間は徐々にそうなっていくんです」と余裕の笑顔であった。(撮影:柴田悟)

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