25日、都内で、ソフトバンクの社長孫正義(53)が設立した『東日本大震災復興支援財団』の発起人にSMAPがなることが決まり、グループを代表して中居正広(38)が孫と王貞治ソフトバンク球団会長(71)と共に会見に登場した。震災から4カ月が経過し、(支援の)意識が薄れているという事で被災地を勇気づけようと、国民的人気アイドルグループが立ちあがった。孫社長は「10年以上にわたって支援し続ける気構えだ」と話し、震災遺児ら子供たちを重点支援することを明らかにした。王も「野球を通して被災地の皆さんと絆を強くしたい。子どもたちには朝から晩まで体を動かして、強い健康な体を身につけてほしい」語った。中居は「SMAPを代表して、きょうは1人で参りましたと緊張した面持ちで挨拶をした。支援活動を売名などと中傷する姿勢に疑問を示しながらもジャニーズ事務所で行っている支援活動を継続することを誓った上で、「SMAPとしての呼びかけを、もっともっとやらなければいけないんじゃという思いを、日を追うごとに感じています。意識を持ち続けること、関心を持ち続けることが大事だと思う。ぜひともみなさんにご協力をお願いしたいと思います」と力強く訴えた。(撮影:小山伸正)