17日、東京・銀座の丸の内TOEI1で映画『探偵はBARにいる』の完成披露試写会が行われ、出演者の大泉洋(38)、松田龍平(28)、小雪(34)と橋本一監督(42)が登壇した。同作は、小説家・東直己の北海道を舞台にした小説『バーにかかってきた電話』を映画化。札幌市の歓楽街ススキノで何でも屋として働く私立探偵(大泉)が、“コンドウキョウコ”と名乗る謎の女性から仕事を依頼されたことで、相棒(松田)と共に事件に巻き込まれていくという物語。大泉の故郷・北海道が舞台の作品に「探偵役でススキノでロケができるとは思いもしなかったですよ。僕は10年くらい前、まだテレビに出始めたころに、ススキノ界隈のキャバクラをレポートしていたことがあるんですよ。そのススキノに探偵役で帰ってこられるなんて、感慨無量です」と喜びを爆発させた。現場での大泉の様子を聞かれた小雪は、「大泉さんのお人柄が現場ににじみ出ていました。俳優というよりもいちスタッフとしてそこにいるようで、すごく温かい現場でした」と話すと、大泉は「いちスタッフって…。私、主演として現場にいたはずなんですけどね」と周囲を笑わせた。(撮影:柴田悟)

関連カテゴリー:
関連タグ: