8月21日、日本テレビ系『24時間テレビ34 愛は地球を救う』のチャリティーマラソンに挑戦したフリーアナウンサーの徳光和夫(70)が午後8時44分見事日本武道館にゴールした。60歳の時に患った心筋梗塞の不安を感じさせずに63.2キロを完走し、「千里の道も一歩から。やればできる」とコメントした。前日、神奈川県内からサプライズゲストとして登場した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(75)の号砲でスタートし、首には、そのミスターからプレゼントされた将棋の駒をかたどったお守りをぶら下げた。雨が降り、いちばんの不安材料だった暑さは和らいだ。スタート前に『土砂降りが 大地を冷やす 俺のツキ』と俳句を詠む余裕を見せたが、逆に20度を下回るほどの低温は想定であったため、冷たい雨が体温を奪い、筋肉が硬くなるため、雨がっぱを着込み、温かい飲み物を口にしたりし、走り続けた。ゴールすると、迎えられた安堵感で「大の字になってもいいですか」。ステージに大の字で寝転がり「最高でーす!」と完走の喜びに浸った。また、徳光は「一言、言わせてもらうなら、喜寿(77歳)のときは走りません」と笑いを誘っていた。(撮影:河崎文雄)

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