9月17日、今年で4回目を迎える『したまちコメディ映画祭 in 台東』が開幕した。オープニングセレモニーとしてゲストによるレッドカーペットイベントや舞台挨拶が行われ、開幕を飾る映画 『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の小池徹平(25)、生瀬勝久(50)、吉田照幸監督が登場した。NHKの異色コント番組から誕生した本作。作品初参加となる主演の小池はシリーズ全編をDVDで見て事前学習したそうで「長く続いている作品だったのでプレッシャーもありました。でも、みなさんも馴染めたとおっしゃってくれるので、大丈夫だと思います」と力強く語った。吉田監督は「去年、シーズン後の打ち上げの際に『映画になります』って言ったら、つまらない冗談だと思われたみたいで、キャストの方も誰も笑いもしなくて。でもスクリーンで表現したかったので本望です」笑いを誘いつつも、感慨深げに語った。生瀬は「吉田さんからは2、3年前に『NEO』が映画になれば嬉しいってメールが来てた。そのときは返事もしなかったんですけどね。呆れかえっちゃって。この人、なに、夢見てるんだろうって。でも実際に初号を見て感動しました。吉田監督の夢が叶ったんだなぁって」と嬉しそうに語った。(撮影:小山伸正)

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