9月27日、長男・政明くん(7)との歌舞伎界入りを表明した香川照之(45)。会見後、香川の母・浜木綿子(75)は本誌に「会見ではいい顔してましたね。みんなが幸せになってくれればと思っていましたから、見ていて私も幸せな気持ちになりました」と語った。
襲名に並々ならぬ決意を見せる香川。そこには彼の生い立ちが深く関わっている。浜が香川を産んだ後ほどなく、父・市川猿之助(71)が家を出て藤間紫さん(享年85)と同棲生活を開始してしまったのだ。以来、猿之助と浜はいまだに一度も顔を合わせてはいない。
両親の離婚から24年後、香川は猿之助に会いに行っている。しかし、父が息子にかけた言葉は「あなたは息子ではありません」という冷たいものだった。‘09年、紫さんが亡くなると、猿之助は1年もしないうちに40代女性・A子さんとの交際を開始したと報じられた。
そんな破天荒な父に対して、思うところもあるだろう。しかし香川は、それすらも受け入れたうえで、長男と歌舞伎の道に進むために父と和解したのだ。現在は猿之助、長男、香川が暮らす同居宅に、A子さんが通う生活を始めている。
そんな生活について、母の浜はこう答えた。「A子さんですか? とてもしっかりとしたいい方です。照之は『新しい家に一回来てくれよ』と言ってくれていますが、一度も行っておりません。そのうちとは思っていますが……」今もなお猿之助への複雑な思いがうかがえたが、彼女もまた香川の決断のために静かに受け入れているようだった。
恩讐45年、親子和解の“涙の家族ドラマ”を、浜木綿子が本誌で告白!
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