10月24日、都内で、米映画『永遠の僕たち』の舞台挨拶が行われ、俳優の加瀬亮(36)が登場した。
加瀬にとって2作目のハリウッド映画長編で、第24回東京国際映画祭の特別招待作品として上映された。
同作は、死にとらわれた少年と余命3カ月の少女が繰り広げるラブストーリー。
加瀬は主人公の少年だけにしか見えないただ1人の友人で、第2次世界大戦で戦死した特攻隊員の幽霊を演じた。サント監督から直々にメールで役への打診があったという加瀬は
「今度の作品で役があるかもしれない、と脚本が添付されていました。『よかったよ』と読んだ感想を返信したら、じゃあオーディションを受けろと」と笑っていた。
その後、参加が決まり、主演のヘンリーホッパー(21)とは撮影中に宿泊していたホテルの非常階段を通じて互いの部屋を行き来していたそうで
「いつも朝の4時くらいまで僕の部屋にいました。僕は英語のセリフは初めてなので、撮影の前日も覚えたりしたかったんですが全く出来ず…。ヘンリーもセリフを全く覚えておらず。でも監督は何をしても現場で笑ってました」と笑顔で振り返っていた。
(撮影:小山伸正)