11月11日、都内で、NHKスペシャルドラマ『使命と魂のリミット』の記者発表会見が行われた。
会見には石原さとみ(24)、倉科カナ(23)、吹越満(46)が出席した。
本作は東野圭吾氏の同名小説が原作の医療サスペンス。心臓血管外科の研修医役の石原は「出来上がりを見て、私こんな顔をしていたんだと驚きました。それくらい集中していた。撮影中のことをあまり覚えていない」と明かし、「それくらい集中して、雑念なくお芝居に取り組める現場は珍しい。幸せでした」と語り、感謝の気持ちを伝えた。
マイペースな刑事役を演じた吹越は「廊下で主演の石原さんに刑事役が格好良かったと言ってもらえて、僕はもうそれだけで十分です」と笑いを誘った。倉科は「私は俳優として未熟。一人前の演技ができなくて……。悩んでいたら、監督に『肩に力が入っているよ。リラックス』っていわれて、愛情のある演出をしてもらえた」と嬉しそうであった。
また、ドラマの中での医者の役柄にちなんで自身にとっての使命は?と問われて、「まずは一生かけて親孝行をしていくこと。あとは仕事で人のために行動でき人のために尽くせるかどうか」と話した。(撮影:高田太郎)