11月21日、都内で、WOWOW開局20周年記念ドラマスペシャル『學』の制作発表会が行われた。

発表会には俳優の仲代達矢(78)、高杉真宙(15)、脚本家の倉本聰(76)らが登場した。同作品は倉本のオリジナル脚本。誤って少女を死に至らしめたことで心を閉ざし少年が、祖父に連れ出されたカナダの山で自然と向き合い、生きる意味を取り戻していく姿を描いたものとなっている。仲代は「なんでこんなにすてきな作品が20年もテレビ化されなかったのか不思議。この役を演じられてうれしかった」と語った。撮影で大変だったことを聞かれるとは「僕というより、高杉くんはよくもまあ15歳で監督の過酷な要求に対して頑張ったね、という感じですね。愚痴の一つもこぼさなかった」と高杉を絶賛した。

倉本は約20年前に書いた本作について「『北の国から』のネガティブバージョンとして違った視点で若者たちを描きたかった。ちょうどそのころ、コンピュータが入り込んできて、子どもが自然から離れていった。若者がどんどん崩壊していくような気がしてそれを書きたかった」と作品に込めた思いを語り、「作品に言いたいことはすべて込めたのでぜひ見ていただけたら」と作品をアピールした。(撮影:江口明裕)

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