12月7日、都内で、映画『ロボジー』の史上最高年齢師試写会が行われた。試写会の舞台挨拶にはミッキー・カーチスこと五十嵐信次郎(73)、吉高由里子(23)、矢口史靖監督(44)らが登場した。
同作は、家電メーカーの窓際社員3人組がロボット博に向けて開発していた二足歩行『ニュー潮風』が発表直前に大破してしまい、その場しのぎで73歳の鈴木重光(五十嵐)に中に入ってもらったことから巻き起こる騒動を描いたものとなっている。この日の試写会は、60歳以上の高齢者限定イベントで、参加者の総合計年齢は3万1084歳で、世界ギネス記録に申請することになっている。
お年寄りで埋まった会場の様子に圧倒された様子の吉高は
「うちのおばあちゃんも誘えばよかったと思うくらいパワフルな会場でホッとしています。看護師さんも会場にいるということなので、恥ずかしがらずに…」
と挨拶をし、会場を沸かせた。73歳にして主役の座を射止めた五十嵐は「大丈夫?生きてる?」とジョークを飛ばし
「この年になって主役と言うことで、新人のつもりで、過去を全部投げ捨ててやりました」
と語り、63歳ではじめたハーモニカの腕前を披露し、会場を沸かせた。(撮影:柴田悟)