象印マホービン元副社長・尾崎宗秀さん(享年84)殺害事件が急展開を迎えている。11月に行方不明となった歯科医の妻・田村武子さん(67)のキャッシュカードを使用していたとして逮捕された西口宗宏容疑者(50)が、尾崎さん事件との関連を疑われているのだ。

西口容疑者は少年時代から母と2人で尾崎さん宅の向かいに住み、尾崎さんとは40年来の付き合い。子どもがいない尾崎さんは、彼を息子同然に可愛がっていたという。温厚な母のもと、裕福な家庭に育った西口容疑者。当時の西口家について、近所の住民はこう話す。

「お母さんは文化住宅を持っていたりして家賃収入があって、働かんと家にずっといるようやった。家も100坪くらいの土地があり、株でもけっこう稼いでいたみたい」

西口容疑者は地元の高校を卒業し、建設関係の会社で働き始める。その後、30代で独立するも失敗。多額の借金を抱えていたようだが、無職にもかかわらず、5万円以上するブランド服を娘に着せるなど、浪費癖が目立っていた。

「’99年にお母さんが亡くなって遺産をもらったみたい。本人が『遺産は7千万円の預金と不動産や』と言っていたそうや。その前後からあの子の表情が険しくなっていった。目がつりあがったような顔になっていって、生活はぐんと派手になった」(前出・近所の住民)

だが、それも3年足らずで使い切ってしまったという。その後、3千600万円の保険をかけた自宅を放火したとして04年に逮捕された西口容疑者。仮釈放されたのは今年8月。尾崎さんが発見される前日、彼が書きこんだと思われるサイトにはこんな記載があった。

《今日も根性出んかった。明日こそは絶対! 確実に!!》

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