『精神科女医が本気で考えた心と体を満足させるセックス』(徳間書店)の著書もある、精神科医の高木希奈先生がレクチャーする「脳で感じる冬場のセックス」の、パート2「性行為篇」を紹介しよう。
まず最初に、高木先生がすすめる、この冬に最適な体位とは?
1)「寒い冬におすすめなのが、対面座位です。体と体が密着する対面座位で、パートナーの肩や腰に、ぎゅっと手を回せば、密着感も増して相手の体温も感じやすいでしょ」
2)「ベッドのスプリングを利用して、腰をなるたけ動かしましょう。クリトリスの神経は膣口に延びています。膣口にペニスを擦り付けると、その振動が神経を伝ってクリトリスにも響きます」
3)「濃厚なキスも忘れずに! 生殖器には軽いタッチでも敏感に反応する、マイスナー小体という皮膚の感覚器官が多く分布していますが、それは唇や舌にも分布しています。情熱的なキスは、子宮を収縮させるオキシントンを分泌させ、オーガズムに誘ってくれます」
4)「マスターベーションで、自分の性感帯を知ることができます。行為中は、恥ずかしがらずに、自分がどうしてほしいかを相手に伝えましょう」
5)「行為中、お尻の穴を締めてみてください。女性器の締まりには、肛門括約筋も深く関係しているんです。この筋肉は膣と肛門を8の字に取り巻いているため、お尻の穴をキュッと締めると、自動的に膣も締まるんですよ」
6)「行為の後は、『腕枕して』のひとことが、自然な後戯につながりやすいですね。そのあとは、お互いホットミルクを飲んで安眠です(笑)」