1月17日、都内で、映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』の60歳以上限定試写会が行われた。発表会には、吉岡秀隆(41)、薬師丸ひろ子(47)、三浦友和(59)らが登場した。

吉岡は「日本が一番元気だった64年を描いたこの映画が、復興元年の2012年に公開されるのは運命だと思う。僕らは親孝行映画と呼んでいるので、今日はみなさんに観ていただけて本当に嬉しい」と喜びを語った。

薬師丸は「私の父は宮城県石巻市の出身。昨年の震災はニュースの出来事ではなく、まさに家族に起こったことでした。この作品を通して、誰かの役に立つことが日々の喜びだとつくづく思います」と語った。

また、この日は劇中で『東洋の魔女』に熱狂するシーンがあることから元女子バレーボール日本代表とのコラボが実現。日本を熱狂させた選手の五輪金メダルを手に取り眺めた吉岡は「なでしこもいいですけど、魔女も最高ですね」と感激していた。当時、中学1年生だったという三浦は「なでしこJAPANの10倍、20倍…国を挙げて応援していたんです」と嬉しそうに話し、「最強チームで怖いというイメージもあったが、こうしてお会いするとみなさん、優しいお母さん方ですね」としみじみ語っていた。(撮影:小山伸正)

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