1月21日、都内で、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(46)が最新小説『文明の子』の発売記念記者会見を行った。

先日発表された第146回芥川賞を『共喰い』で受賞した田中慎弥氏(39)が不機嫌な会見をして、話題となったことを引き合いに「気の弱い選考委員がひっくり返って都政に影響が出ないように、出してやるって感じ」と相変わらずの太田節で笑いを誘った。

今回は賞も狙っているそうで「ここらへんで本屋大賞か直木賞でもとって箔をつけたい。これで獲れなかったら、もう一作書いて断筆しますよ」と意欲を見せた。作品には東日本大震災と福島第1原発の事故がふまえられていて「もう日本には住めるところはない、と無神経に言う表現者がいっぱいいたのが許せなかった。今の文明をどうにかして肯定できないかと思った」と想いを語った。

また、同時期に発売予定だった井上真央(21)のエッセイについては「真央ちゃんがやめてくれてよかった。前回(デビュー作「マボロシの鳥」)、水嶋ヒロでひどいことになった。またポプラ社かと!」とぼやいてみせたが、「でも、残念ですよね、ああいうことがあると」と気遣った。(撮影:小山伸正)