2月9日、沢尻エリカ(25)5年振りのスクリーン復帰作『ヘルタースケルター』(7月14日公開)の会見が行われた。全身整形によってトップモデルに上り詰めた女性・りりこ(沢尻)が、さまざまな事件を引き起こしていくというストーリー。漫画家・岡崎京子による原作には、過激な性描写も多い。

実は、そんな映画『ヘルタースケルター』の収録現場で、沢尻と共演の寺島しのぶ(39)による”壮絶バトル”が勃発しているという。

「2月初旬、沢尻さんが収録現場に1時間も遅刻してきたんです。スケジュールもつまっていたので、共演者もスタッフも弱りましたが、やっと現れた沢尻さんもなぜか不機嫌で。“ごめんなさい”のひと言もなく、撮影を始めました。あとでわかったのですが、前日にお酒を飲みすぎたそうで、彼女はひどい二日酔いだったそうです」(映画関係者)

“二日酔いで遅刻”。その理由を聞いて激怒したのが、寺島しのぶだった。寺島は、全身整形の後遺症のため次第に体も心も崩壊していく主人公に、振り回され続けるマネージャー役。2人の共演シーンはかなり多いのだが、収録現場でもセリフ以外まったく言葉をかわそうとしないという。

「寺島さんは、遅刻以上に沢尻さんが共演者やスタッフたちに謝罪がなかったことを許せなかったみたいです。『自分1人で映画を作ってるつもり!?何様なの!』と怒っているのです」(前出・映画関係者)

このバトルについて、沢尻の所属事務所に問い合わせたところ、「(沢尻)が遅刻したという事実はありませんし、寺島さんとうまくいっていないということもありません」と否定。

しかし沢尻本人は会見で、「(共演者の)みんなと和気あいあいとしたいのですが、演じていているキャラクター上、そうもいかない」と周囲と馴染んでいないことは隠そうとしなかった……。

沢尻と寺島、2人の女優のプライドをかけた闘いで、ヒット作は生まれるのか――。

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