2月11日、東京・角川シネマ新宿で、映画『キツツキと雨』の初日舞台挨拶が行われた。会場には、役所広司(56)、小栗旬(29)、沖田修一監督が出席した。

本作は、無骨な木こりの克彦と、ゾンビ映画の撮影のために山村にやって来た気弱な新人監督の幸一が偶然出会い、奇妙な友情が生まれる過程をコミカルに描いたヒューマンストーリーである。もはや恒例となった着物姿で会場に登場した小栗は、映画監督役を演じたことについて「なんか不思議でした。僕のカットの台詞でついつい止まってしまう方がいて、この人のカットでは止まらないでください、と助監督が言っていました」と、撮影でのエピソードを笑顔で話した。

また、村の木こり役を演じた役所は「チェーンソーは結構得意なんです。台本にチェーンソーって文字があったとき、唯一得意なものがあるなと思いました」と話し、会場に笑いを誘った。また、司会者が「バレンタインに感謝の気持ちを伝えたい人はいますか?」と質問すると、役所は「今日こうして映画を見てくれた皆さん」と答えた。すると「僕もそうです」と小栗が答え、続く沖田監督も「僕もそうです」と、息の合ったところを見せていた。(撮影:江口明裕)