2月16日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で、先月5日に俳優・松山ケンイチとの間に第1子となる男児を出産した女優の小雪(35)が映画『ヒューゴの不思議な発明』のマーティン・スコセッシ監督(69)来日会見に特別ゲストとして登場した。

この日が、出産後、初の公の場であったが小雪は、スコセッシ監督に花束を渡し「脚本も美術もキャストも完璧。あっという間で、監督の魔法の世界に陶酔できる」と絶賛していた。これに対して、スコセッシ監督は「そう言えってもらえて、とても光栄です。ありがとう」と喜んだ。降壇時「子育ては順調ですか?」の質問に小雪は、笑顔で大きく頷いて答えていた。

同作は、1930年代のフランス、パリを舞台に、駅の時計台に隠れ住む少年のヒューゴが、父の遺した機械人形の秘密を解き明かそうとするものである。スコセッシ監督は「途中で子供向けの映画になるかも、と思ったが、7歳から108歳くらいまで楽しめるものになった」と胸を張って答えた。また「ヒューゴは監督自身の投影であることを妻とプロデューサーから指摘されて気が付いた」と、同作がスコセッシ監督にとって特別な作品であることを強調していた。(撮影:柴田悟)

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