東山紀之(45)のラブコールで実現した瀬戸内寂聴さん(89)との対談企画。寂聴さんの”あけすけトーク”に負けず、東山からも仰天エピソードが飛び出した!

「僕の祖父はロシア人の血を引いていたからか、大酒飲みでした。理容師の母が仕事に出ている昼間に酔っぱらって暴れ、ポットをひっくり返して、熱湯が僕の足にかかったんです。母は僕にも”酒乱”の血が流れていないかと心配して、幼いときから口癖のように”大人になっても、お酒に飲まれちゃいけないよ”と言い続けていました」

おかげでお酒を飲んでも深酔いように育ったという。東山といえば、ストイックさとともにスマートな体があまりに有名。「どう鍛えているのか」と寂聴さんが聞くと、舞台で息切れしない体をつくるため1日1千回の腹筋を20年以上続けており、今はボクシングもしているとの答えが。しかし、その鍛錬の裏には、こんな理由があったという……。

「祖父が熱湯をひっくり返したとき、僕は足を大やけどしたんです。それで体のバランスがあまりよくなくて、たえず筋力を鍛えていないと、痛みが出るんです。茶道、花道、芸道とか『道』につくものには、基本的にゴールがないですね。本当に必要なことをコツコツやるしか方法がないなと思っています」

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