「セックスでお金を得るようになって、月収150円くらいありましたが、貯金は全然しませんでした。買い物はデパートか高級スーパーに決めていたし、連れていってもらうレストランも高級なところばかりでした」

悪びれもせずそう語ったのは、男性3人の殺人罪などで起訴されている木嶋佳苗被告(37)。本人が弁護士の質問に答える被告人質問が2月17日、さいたま地裁で始まった。今回、木嶋被告の口から明らかにされたのは、彼女の赤裸々な過去の性生活。法廷では休憩をはさみ7時間もの間、彼女のひとり舞台が展開された。

「愛人クラブでは1回のデートで3〜5万円もらっていました。セックスに関しては、”今までしたなかであなたほどすごい女性はいない”とよく褒められました。”自分は性に関して淡白なほうだと思っていたけど、こんなにセックスがいいとは思わなかった”と言われたこともありました」

木嶋被告は男性たちが自分の体に感動しているということを、堂々と語っていた。そして、彼女に7千400万円もの大金を貢ぎ、死亡した70代の男性についての話になったときには、彼女の弁護士さえも知らない話が飛び出し、弁護士をあぜんとさせた。

「もらいすぎとは思いませんでした。彼は”あなたには振りまわされっぱなしだが、普通の女性にはない魅力がたくさんある”などとおっしゃっていました。こういう魅力については、ほかの男性も褒めてくれたので、私の自信になっていました」

男たちに貢がせた金額を、「1億円近くになると思います」と言ってのけた木嶋被告。なぜ、彼女はそんなにモテたのか? 『婚活難民』の連載もある作家・にらさわあきこさんは、木嶋被告の女子力の高さに注目する。

「木嶋被告は容姿がすぐれていないことでまず、男性に信用されやすい。男性からすれば、自分だけが彼女のよさを知っているということになります。彼女は相手をお世話して気持ちよくすることに長けていた。ベッドでもそうだったのでしょう。女性が持つ本能的な女子力を出し惜しみしなかったんだと思います」

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