2月4日、都内のホテルで行われた結婚披露宴に小沢一郎民主党元代表が出席。大物招待客が詰めかけるなか、最初に祝辞を述べたのが小沢氏だった。
というのも、新郎は元小沢氏の経理担当秘書だった石川知裕衆議院議員(38)。小沢氏の政治資金団体による土地購入などをめぐる事件で起訴され、現在も控訴中だ。交流が断絶したままだった小沢氏の出席に、誰もが驚いた。
「(石川議員に)誰かいい人がいないのかなと心配していたら、本当に若くてきれいで才色兼備のすばらしい方だ」と小沢氏が語った新婦は元BS11のアナウンサー・阪中香織さん(27)。「取材対象の被告と恋に落ちた女子アナ」と世間を騒がせたその人だ。
新婦と小沢氏には面白い接点があった。’11年1月5日、報道番組『IN side OUT』のゲスト・小沢一郎氏付きのADを言い渡されていたのが香織さんだったのだ。
小沢氏が好きだというほうじ茶をいれ、洋服についたホコリを取る作業などすべてを担当。本番前の最終チェックで彼女が「お顔は大丈夫ですか?」と手鏡を渡すと、小沢氏は言下に「もともとこういう顔なんだ」。これには詰めかけていた報道陣も大爆笑。香織さんが鏡を手に申し訳なさそうにしている写真が全国に配信されたのだった。
披露宴では、小沢氏が初めて謝罪の言葉を口にしていた。
「石川君には私のことで大きな荷物を背負わせてしまい…、一緒になる決断をしてくれた花嫁に感謝している。政界は一寸先は闇だが、どうか助けていただきたい」