2月19日、都内で、映画『僕達急行 A列車で行こう』のプレミアム試写会が行われた。舞台挨拶には、俳優の松山ケンイチ(26)、瑛太(29)らが登場した。

本作は、去年12月に亡くなった森田芳光監督(享年61)が幼い頃から鉄道が好きで、10年以上前から温めてきたもので、同じ電車に乗り合わせたことで偶然出会った2人の鉄道オタクが、周囲を幸せにしていく姿を描いている。松山は「一昨年に撮影した作品なので、ようやくみなさんに見てもらえて本当にうれしい。森田監督の遺作ですし、大事なメッセージが詰まっていると思う」と語り、瑛太も「すごく喜んでくれてるんだろうなと思います」と2人とも森田監督をしのんだ。

劇中では電車オタクを演じたことについて松山は「最初の衣装合わせからなっている気がしたんですけど、監督にも最初から『もう入ってるじゃん』って言われた」と森田監督のエピソードを明かした。また、今回初共演となった松山に対し瑛太は「松山くんが出てきた作品も大好きですし、いつかやってみたいと思っていました。僕は松山くんを尊敬しますし、天才だなとも秀才だなとも思います」と力を込めた。(撮影河崎文雄)

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