家族が、自分が、病気になった。病院には通っているけれど、どうも担当の医者が心もとないなど、「信用できない」「不安になる」というケースは少なくない。今ではセカンドオピニオンで病院を変えるのも普通のことになってはいるが。どうせなら本や雑誌、ネットなどで紹介されているような超名医に診てほしいと考える人もいるだろう。でもそんなドクターに近づける方法は、”ウラ技”は、あるのだろうか?

「まずかかりつけ医などに紹介状を書いてもらうことです」と医師でジャーナリストの富家孝先生は言う。自らも年間1000通以上の紹介状を書いているという彼に、その方法を聞いてみた。

正式には『診療情報提供書』と呼ばれる紹介状。患者の検査結果や治療履歴などが記されており、一般の病院で治療が難しい患者を大病院などへ紹介する際に作成することが多いという。そうした大病院こそ名医が腕をふるう場所。しかし有名大学病院や高度医療を手掛ける場所で受診するには、そもそも原則的に紹介状が必要だからだ。

「よく名医は診察何年待ちなどと言われますが、外科医に関しては真に受けなくて大丈夫。ただし適切な治療のためにも、紹介状のデータが必要です」

だが名医と言われる先生の元には紹介状も殺到しているのが現実。なんとか優先的に診てもらえるテクニックはないものか…。「現実的には、紹介状に裏技はありません!」という富家先生に”あえて言うなら”のウラ技を尋ねてみると……。

「医師本人のあらゆる情報を集め、接近することです。信用調査会社を使って調べあげ、趣味や行動範囲を知ってから接近し、仲よくなり診てもらったという人も実際にいます。ただこれは本当に裏技なので(笑)、まずはネットや口コミで調べつつ、医師の友人を作って生きた情報を広げては。知人を当たれば、医者は1人ぐらい見つかりますよ」

見事、名医に接近したら携帯番号を聞いて直談判できる環境を整えるのだとか。「とはいえこれらはあくまで”裏技”の話。やはりまず紹介状をきちんと書いてくれる、かかりつけ医を持つことです」