加齢による老化を防ぐためのエイジングケア。ところが、顔や体のお手入れをする人は多いのですが、ケアを手抜きしがちなパーツがあります。それが「髪」「口」「首」の3大パーツです。実はそこがもっとも”老け”が目立つゾーン。逆にそれらの部分をちゃんとケアすれば、見た目が10歳は若返ります。そこで、とっておきの3大パーツケア法をご紹介しましょう。

【髪ケア法】髪が細く、切れ毛、コシがない”やせ髪老化”の原因は、頭皮の血行不良や髪の栄養不足によるものです。良質のタンパク質を取り、頭皮マッサージで血行をよくすることが大切です。また、シャンプー(とドライヤー)は頭皮を中心に。トリートメントは毛先からつけ上に向かって浸透させます。そしてシャンプーもトリートメントもしっかりすすぎ落としましょう。カラーリング剤、パーマ剤のほか、とりわけ白髪染めを多用すると髪がもろくなります。染める期間をできるだけ長く空け、使用は最小限にとどめましょう。

【口ケア法】加齢や歯周病で、唾液の質や量が低下すると口臭が発生しやすくなります。それと唾液の分泌量の減少は、顔の筋肉の低下も原因の一つ。唾液は顔や口の周りの筋肉が働くことでも唾液腺が刺激されて出ます。唾液分泌に有効な対処法は表情筋を鍛えることです。食事はよく噛む。ガムを噛んだり、表情豊かにおしゃべりすることを普段から心掛けましょう。歯周病予防には、上下の歯磨き8分が理想的。また、歯肉を指でマッサージすることで血流がよくなり、引き締まった健康的なピンク色の歯肉になります。

【首ケア法】どんなに顔をメークしても、首のシワやたるみは、見た目を大幅に老けさせてしまいます。そもそも首の皮膚は薄くて伸びやすく、顔よりも老化しやすいパーツなのです。対策としては、朝晩のスキンケアの際に首からデコルテのラインにも、化粧水、美容液、クリームを伸ばしましょう。また、猫背や寝ている姿勢、肩こりも首のシワに大敵です。日常の姿勢を、壁に立った状態を意識しましょう。高すぎる枕はタオルを使い自分に合う高さに調整を。首シワの緊急ケアにはフェースパウダーをひとはけしましょう。

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