「オリエンタルラジオの中田敦彦さんは、民放全局の番組をチェックするため、家にいるときは5台のテレビをつけているそうです。本当に仕事熱心ですよ。芸人は昔から”自分が商売しているテレビはいいものを買え”という伝統があり、売れている方は必ずといっていいほど60インチ以上の大きなテレビを持っています」

こう本誌に語るのは、たかくら引越センター(29)。実は彼、吉本芸人でありながら引越し業者でもある。彼が引っ越し会社を設立したのは今年2月。はじめは”引っ越しバイトをしている芸人”ということで評判が徐々に芸人仲間に広まり、これまで吉本所属芸人が引っ越しを行ってきた際、その7割近くの現場に立ち会ってきた。そんな彼が見た人気芸人たちのマル秘生活を聞いた。

「森三中の大島美幸さんと放送作家の鈴木おさむさん夫妻にはとてもお世話になっています。3回ほど引っ越しを頼まれましたが、どこで買ったのか子どもくらいの大きさの金の象の頭をしたガネーシャ像がありました。夫婦で拝んだりしてるんでしょうか。また大きな木をくりぬいた一枚板の机があったりと、珍しいモノが多かったですね」

バラエティ番組などで活躍している芸人たちは、深夜や早朝の収録も多い。

「多忙なあまり、荷物の梱包など準備をしていない場合が多いんです。印象に残っているのは、千原兄弟の千原ジュニアさん。千原さんの後輩芸人10人ほどが手伝いに来ていました。でも、僕にとっては先輩なので指示したり手伝ってもらったりするのが逆にやりにくかったです(笑)」

引っ越しの手間賃代わりに、いろいろなものをもらうこともあるそうだ。

「僕の自宅の家具は、ほとんどが引っ越しのときにいただいたものです。千原ジュニアさんからはベッドをもらいました。変わったモノでいえば、ピースの綾部祐二さんからは200枚超の人妻AVのDVDをいただきました。さすがに趣味が合わなかったので、後輩にあげましたが(笑)」

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