昨年11月、12年連れ添ったプロゴルファーの片山晋呉(39)は妻・みち代さん(40)との離婚合意が成立。6月から続いていた離婚調停が長期化した最大の理由は、慰謝料の額に夫婦で大きな開きがあったからだ。
「もともとプロ入り後になかなか好成績をマークできなかった片山を支えたのが、みち代さんでした。離婚の原因は、彼の浮気です。夫が一方的に悪いと、みち代さんが提示した慰謝料の金額は5億円でした」(ゴルフ関係者)
この5億円に異を唱えたのが、片山の母・節子さんだ。「あの女は結婚生活12年、12年と主張するけれど、実質的にあの2人に夫婦生活はなかった。だからあの女にはビタ一文払わない!」調停の席で主張したと言われているという。
そんなふうに5カ月以上も揉めた後、裁判必至と言われていた離婚調停が、突然、結末をみたのは昨年11月だ。慰謝料8千万円での離婚成立だった。みち代さんが要求していた5億円から4億2千万円も低い金額だ。彼女が“激安”で和解した理由は――。
「実は、みち代さんは離婚調停がはじまる少し前から、『リボンティーノジャパン』というファッションブランドを立ち上げ、実業家としての第一歩を踏み出しています。主な商品には、女性用ゴルフストッキングとか、プロゴルファーの妻らしい商品が話題を呼んでいました。もちろん、離婚後も彼女はビジネスを続けています」(前出・ゴルフ関係者)
慰謝料が大きく抑えられた理由には、彼女の好調な事業にもあるという。
「みち代さんは離婚後も片山姓を名乗っています。やはりゴルフ界では“片山”の名前の影響力は大きいんです。別れた後も、片山姓を名乗ることを許されたことも、慰謝料の大幅減額の一因だったようですね」(前出・ゴルフ関係者)