最愛の母を亡くし、思うように活躍できないまま、昨シーズンを終えた浅田真央(21)。つかの間のオフを経て、すでに活動しているが、振付を担当するタチアナ・タラソワ(65)が腰痛を悪化させて緊急入院。そこへ、降ってわいたのが”バツ3”コーチからの二股オファーだ。

タチアナの入院で、別の振付師に変更を余儀なくされることになった真央ちゃん。しかし彼女以上に、このニュースに敏感に反応したのが、安藤美姫(24)のコーチとして知られるニコライ・モロゾフ(36)だという。

「タラソワの入院を聞くやいなや、モロゾフは日本スケート連盟の関係者をつかまえては、『マオは、今季のプログラムを誰に頼もうとしているんだ?』と情報収集に励んでいました。さらに『もし、僕がマオのプログラム作りに参加したら必ず復活させてみせる!』と、自信満々でした。早速、浅田サイドに”振付したい”とオファーしたそうです。モロゾフは大物選手を担当することで、自分のコーチとしての価値を高めることに懸命ですからね」(フィギュア関係者)

モロゾフといえば安藤が心酔し、公私ともに二人三脚で歩んできたコーチ。安藤が休養宣言した今季は、公の場で一緒にいる姿を見かけなくなってはいた。しかし、彼がライバル浅田のコーチを熱望していると知ったら、安藤の心中は穏やかではないのでは……。

「モロゾフの『私が振付を』という囁きに、真央ちゃんは『安藤さんのコーチだから、教えてもらうのは……』と、複雑なようです。現実的には、タラソワが自分の代わりとなる新しい振付師を真央ちゃんに推薦してくるでしょうね」(別のフィギュア関係者)

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