5月下旬、東京・世田谷パブリックシアターで上演中の朗読『宮沢賢治が伝えること』に出演した宮沢りえ(39)。夫・A氏(44)との離婚協議を発表してから2週間。報道陣を避けるように劇場入りしていた発表直後と打って変わって、この日は楽屋に入る際もどこかスッキリとした表情だった。今回の朗読会は、大物俳優が交代で出演する話題作とあって、当日2回の公演はいずれも満員。

「同じ名字だから、と彼女自身、宮沢賢治の作品には特別な思い入れがあると言っていました。劇中で読んだ『雨ニモマケズ』は学校でも読んだことがあって、とても懐かしかったと。改めて読み返してみて、”なんて素敵な詩なんだろう”と、深く感じ入ったみたいです」(演劇関係者)

宮沢賢治の言葉を大切に伝えたいと、丁寧に読み進めていったりえ。舞台を観た観客によると、「りえさんは優しい声音で、一つひとつのセリフを噛みしめるように朗読していました。とてもキレイな声でしたよ」と語る。

「演目には、『注文の多い料理店』や『よだかの星』など、有名な作品の朗読が含まれていました。宮沢さん自身、プライベートでも娘さんが寝る前に絵本の読み聞かせをしているそうですから、これは得意分野だったのでしょう。5月20日は娘さんの3歳の誕生日で、内々でお祝いをしたそうです。朗読の本番前も、練習を兼ねて読み聞かせをしてあげていたみたいですね」(前出・演劇関係者)

現在、夫・A氏とは娘の親権についても話し合っており、芸能関係者によると「今年に入って、3人で暮らしていたマンションからりえさんと娘さんが出たのですが、そのままりえさんが娘さんを育てる方向で話が進んでいるようです」とのことだ。

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