大人気NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』で、主演の堀北真希(23)演じる梅子の同級生・園田江美役で出演中の白鳥久美子(30)。お笑いコンビ『たんぽぽ』として活躍するいっぽう、女優デビューを飾った白鳥が、絶好調ドラマの舞台裏を語ってくれた。
「いまは堀北さんと、空き時間にミニコントをしています。現場で堀北さんが『白鳥さんて、本当はハリウッド女優なんだって?』といきなり始めると、私が『ええ、隠していたけどそうなんですよ。NHKに出るのは、本当にサービスなんですから』なんて言いながら、スタッフの笑いをとっています」
白鳥は現場でも役柄と同様、仲良し女子5人組のムードメーカーで”いじられ役”。そんな白鳥が「堀北さんはああ見えてノリがいいんです!」と話す。
「雨のシーンなどハードな収録でも、堀北さんが『白鳥さんの背中って、大きくてお父さんみたい。寄りかかりたい……』と言いだして。私が『私の娘にしてはデキが悪くて、みなさん申し訳ありません(笑)』と返すと、疲れた空気が吹き飛びます。堀北さんが後ろから背中に寄りかかってきて、『じゃ、私も!』とほかの共演者も3人くらい後ろから倒れてきたりして(笑)」
撮影中には、7歳年下の堀北からいさめられることもあるという白鳥。NHKの食堂で、肉ばかり食べて野菜を残す白鳥に対し、「野菜食べないと死んじゃうよ。せめて野菜ジュースくらいは毎朝、飲まないとね」と堀北が食生活の管理までアドバイスすることも。
「深夜まで収録が続いたときに『お腹すいた~。豚骨ラーメンでも食べに行こうよ!』と言ったら、みんなシーンとして……。そうしたら堀北さんに『もう寝るだけでしょ、食べたらダメだよ!』と言われました。堀北さんは私にとって、お姉さんのような人です」