6月9日、東京・新宿バルト9で、映画『道~白磁の人~』の初日舞台挨拶が行われ、主演の吉沢悠(33)、二股交際騒動で話題となった塩谷瞬(30)らが登場した。

日本が韓国を併合した時代、朝鮮半島の緑化に尽力した浅川巧の生涯を描いた作品で、浅川を演じた吉沢は「スタッフの8割が韓国の人で、ロケも9割が韓国。一昔前を考えると、この日を迎えられたのは奇跡に近い」と感激した様子で話した。

1ヶ月ほどの撮影で親睦を深めたというキャスト陣は、月に1度集まるほどの仲に。特に、吉沢と石垣佑磨(29)、塩谷が男3人で集まると吉沢が「塩谷君イジりになっちゃう」といい、石垣も「『これが白磁なんですか』ってみんなでマネをしてた」と振り返った。

塩谷は、日常品や民芸品に美を見いだしていく役を演じたことで「僕には身近なものをないがしろにしてしまうところがあったけど、身近にあるありがたみを大切にしていかなければと思うようになりました」と発言。去り際に「落ち着きましたか?」「次の恋は見つかった?」と質問が飛んだが、ノーコメントながらも吹っ切れた様子の笑顔を見せた。(撮影:河崎文雄)

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