6月13日、男子マラソン五輪代表の藤原新(30=ミキハウス)が、都内で大手食品会社『カゴメ』とのスポンサー契約を発表した。
1日1食はトマトやトマト加工食品を藤原が摂取していることを知った同社がオファー。契約期間は1年だが、今後は活動費のほかにトマトジュースなどの食品提供するほか、同社の行うトマトと運動に関する研究情報も長期的に提供する。
会見でトマトを頬張って見せた藤原は、毎朝食べるなど『かなりのトマト党』であることを明かし「気がつけば食べているというくらいトマトが好き。その成分が自分のタイム向上につながっていると思う」とアピール。「今回のサポートは、ランナーとしてコンマ1秒タイムを縮めるのに大きな支えになる」と新たな支援に感謝の言葉を述べた。
また、藤原のランニングシャツの胸には、ミキハウスを筆頭に、BMW、ANA、KAGOMEと名だたる大手企業がズラリと並ぶ。2月の東京マラソンを経て、無所属ランナーから一転プロの『セレブ』ランナーとなった藤原は「みんな無所属時代の頑張りを評価してくれている。強いマインドを失ったら僕の価値はゼロになるし、その頃の気持ちを忘れないようにやりたい」と意気込みを語った。(撮影:小山伸正)