所属事務所元社長らの解任騒動から約3カ月。6月25日、小林幸子(58)が元社長と元専務へ6千万円を支払うことに合意したことがわかった。これについて幸子側は「和解金」と主張をし騒動の沈静化を図ったが、元社長側は「法律上の責任を果たされただけで和解ではない」と反論。小林は27日に現在の心境を語り謝罪した。
関根良枝元社長がここまで憤るのは、謝るいっぽうで25日、小林が知人らへ送っていたメールにあった。
〈相手側(元社長)はずっと、お金の問題ではない、とのことでしたが、結局お金でした!最初に退職慰労金を提示して、そんなもの一円も要らない!と拒否された額の倍!の要求でした。(中略)彼女たちの嘘がどんどん暴露されていくと思います〉と”謝罪はポーズ”を証明するかのようなメールの内容を知り、激怒したのだ。
「27日、小林は『睡眠導入剤で朦朧としながら打ったものでした』と釈明しましたが、元社長は会見を知り『反省している人がこんなメールを打つものでしょうか』と怒りをあらわにしたコメントを発表しました」(スポーツ紙記者)
そんななか、小林はいま金欠に苦悩しているという証言が届いた。
「小林さんは元社長に4千万円、元専務に2千万円をすでに支払っているようです。しかし、実は所属事務所にはたった80万円の残高しかなかったそうです。元社長らと決別して以降、事務所の懐ろ事情は”火の車”でした。今回の6千万円も彼女が自腹を切ったり、借金してかき集めたそうです」(芸能関係者)
そんな事情があったからこそ、小林は謝罪し、火消しをはかろうとしたようだ。広告代理店関係者は言う。
「例年なら、この時期にはすでに紅白に向けての準備をスタートしなければならない。元社長との”泥沼”騒動を早く沈静化し、歌手活動を正常化させなければ”紅白出場”への道はどんどん遠のいていきます」