長野の山ロケでクランクインした日曜劇場『サマーレスキュー ~天空の診療所~』(TBS系・日曜21時)。ドラマの舞台は、標高2,500メートルにある診療所だ。向井理(30)が演じる心臓外科医の速水圭吾は、ひと夏だけ山の診療所で働くことになる。
「山のロケは毎回泊まり込みです。空撮もあるし、映像がとてもキレイなんですよ。自然のなかでの撮影は、自分たちもすごく気持ちよくやれます。登山の経験はほぼありませんが、アウトドア全般が好きなので、山での撮影は楽しいですね。カメラを持って、写真を撮りながら登るのが、すごく気持ちいい。いちばん好きな景色は、やはり夕日です。山に隠れて消えていくのがいいんです。目線が違うから、地上とは多分色合いとかも違って、すごくキレイで」
長野ロケの直前は、撮影でバングラディシュに滞在。この半年ほどはロケ続きで、5カ国を巡る生活だった。
「自分の家でないところで生活するのは、それなりに大変です。海外の場合は、必ず梅干しを持って行きますね。ふつうのとドライのと2種類持参して、毎日1個食べる。胃を壊すのがいちばん大変なので……以前エクアドルで、半生の魚に当たったことがあって、それ以来必ず。まあ、梅干しで全部回避できるというわけじゃないけど(笑)。でも仕事ばっかりで、プライベートの旅行は中学生以来行っていないんですよ。スペインとか、行きたいなあ」
外にいることが多い分、自宅ではできるだけリラックス。部屋でひとり、自作の料理を食べるのが“自分の時間”だったが……。
「食材を買う時間がないので、最近はぜんぜん料理してないです。でも、お酒だけは呑んでいますよ、相変わらず。僕にとっては『食事と酒は別もの』なので、何も食べずに、ひたすらお酒だけ呑む。これが今の安らぎですね(笑)」