14日、都内で、映画『苦役列車』の初日舞台挨拶が行われ、俳優の森山未來(27)、AKB48の前田敦子(21)らが出席した。

芥川賞を受賞し話題を呼んだ西村賢太(45)の私小説を映画化。1980年代の東京を舞台に、酒と風俗におぼれる孤独な日雇い労働者の青年・貫多が、上京したばかりの職場の新人・正二や古本屋の店番・康子らとの出会いを通じ、次第に変化していく姿を描く。

森山は「昨日の夜中に腹痛で身動きが取れなくなった」と告白。幸い大事には至らず、無事に舞台挨拶に出席することができたが「まさかの体調不良による初日舞台挨拶欠席かと思った」と、同日公開の『ヘルタースケルター』のジャパン・プレミアを欠席した、沢尻エリカ(26)を意識するようなきわどい発言で笑いを誘った。さらに、芸人のマキタスポーツ(42)も、森山について「全身整形もしないし、舞台あいさつもすっぽかさない」と森山に続く沢尻ネタで笑わせた。

ヒロインを演じた前田は森山扮するろくでなしの主人公、貫太の魅力について「森山さんを好きなのか、貫多を好きなのか分からないけど…好きです!」と大胆告白。これには森山も「みたいです」と照れくさそうな表情を浮かべていた。(撮影:河崎文雄)

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