「英国のブックメーカーが公表した、内村選手の個人総合での金メダル獲得についたオッズは実に1.25倍。あのボルト選手(1.67倍)よりも優勝が確実視されています」(スポーツ紙記者)

大会前から、金メダルの大本命として呼び声が高かった男子体操の内村航平(23)。超高難度の技を次々と繰り出すことを可能とさせてきたのは、ずば抜けた“空中感覚”と、競技に対する常にポジティブな姿勢だ。

その礎を築いたのが、地元・長崎県諫早市で体操教室を営む両親の教え。生まれて間もない息子には“英才教育”が施された。母・周子さんは、本誌にこう語っている。

「右脳が発達しているほうが独創的で豊かな子供に育ってくれるのでは、と生後6カ月ごろからジグソーパズルをさせ、絵本をパッと見せて何が描いてあったのか思い出させたり、本や新聞を読み聞かせるなどしていました」

両親は内村少年が小学5年生のときに、体操教室にトランポリンを購入した。彼は遊び感覚で毎日その上を飛び跳ねていたという。

「私達が大切にしてきたのは、体操を楽しく、好きでやってほしいということ。航平には『目標よりも夢を持ちなさい』と言ってきました」

体操一家に生まれながら、決して強制されることなく、幼少期から自然体で育まれた選手としてのルーツ。内村は大舞台を前に「早く演技がしたくてしょうがないと言ってのけた。選手村にある、大好きなマクドナルドで食事をとりながら、彼は大一番にも自然体で臨んでいる――。

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