「康介さんに勝てたのも嬉しいし、こんな舞台でメダルを取れたのも嬉しい。ラスト50㍍は死んでもいいと思った」

 競泳男子200メートル平泳ぎで涙の銅メダルに輝いた、立石諒(23)。0.06秒差で負けた北島康介(29)は、「諒がメダルを取ってくれた。悔いはない」とエールを送った。 慶應大学の同級生で、立石の親友はこう話す。

「楽観的で面倒見が良くて、物腰の柔らかい彼が唯一、強く意識していたのが北島さん。いつも特別な存在で、『北島さんを超えるには思っている以上に努力しないとダメ!』と常に言っていました」

 09年4月の本誌のインタビューでも、立石は「レースよりも北島選手と話す直前のほうが緊張します」と語っていた。「話すととても嬉しくて、連絡先を交換するときは僕から話しかけました」と嬉しそうに話していたが――。

練習場を離れると、チェーン店の居酒屋に集まってワイワイ騒ぐことも多いそう。

「ビール、日本酒、ジン、ウォッカと何でもいける口。以前、飲み会でなだぎ武の“ディラン&キャサリン”のものまねを披露したのですが、意外に上手で受けてました(笑)。ただ、酒の場で競技の話をすることはありませんでした」(別の友人)

 立石が公私の区別をはっきりさせるようになったのも、北島の影響だったという。

「オンオフの切り替えをしっかりするようになったのは、『北島さんを見習って』だと言っていました。『北島さんのような強い選手は切り替えがしっかりしている』と」

基本的に「食が細い」と自ら認める立石。そんな彼の数少ない食の楽しみが・・・。

「甘いものが本当に好きで、合宿時には1日に2箱も『たけのこの里』を食べるほど。糖分補給というより“あくまで甘党”なんだそうです(笑)」

まさかコレが北島への勝利の秘策だった!? 

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