《こういう大切な行事に参加させて下さってありがとうございます!》

 韓国本土から竹島への約220㌖の遠泳リレーを達成した8月15日、ツイッターでそう呟いていたのはドラマ『朱蒙』(06年MBC)の大ヒットで知られる俳優のソン・イルグク(40)。この行動で、ドラマなど出演作の日本放送が延期になった。

「彼はスポーツ万能で趣味はトライアスロン。大韓トライアスロン連盟の副会長を務め、仕事にも自転車で移動するほど熱心です」(韓国紙記者)

 私生活では、08年に判事の女性と結婚。今年3月には三つ子の息子が誕生したばかり。

「お子さんの写真を見せてくれたときのイルグクさんは、いつになく照れていましたね」(大韓トライアスロン連盟のイ・ソンジン氏)

 そんな彼が、今回の行動に出た背景には愛国心溢れる血脈にあるようだ。

「母キム・ウルドンさんは女優であり、李明博大統領と同じ保守系のセヌリ党所属の国会議員。今年4月の総選挙の際、イルグクさんは母と共に選挙カーで、熱弁をふるっていましたね」(前出の記者)

 さらに、母方の曾祖父は、朝鮮独立の運動家キム・ジャジン将軍なのだ。

「韓国では誰もが知る国民的英雄です。その息子ドゥハン氏は任侠団体出身の反日の国会議員でした。人望も厚い傑物で、長編ドラマ『野人時代』(02年SBS)や映画『将軍の息子』のモデルにもなりました」(韓国の芸能関係者)

 そんな先祖の遺志を受け継いだイルグクは、三つ子の胎名(出産前の一時的な名前)を、テハン(大韓)、ミングク(民国)、マンセ(万歳)と名付けるほどの愛国者だ。

「韓国での芸能活動への影響はないでしょうが、日本では支障が出ることは覚悟の上の行動。お金よりも信念を息子たちに伝えたいのでしょう」

と、前出の芸能関係者。彼の来日は当面、なさそうだ。

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